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弓道指導の裏技―Ⅱ [われ思う]

以前、アーチェリーの道具を活用して弓道での離れの練習を行う
事を提案した。

そして今回提案する道具は、四半的弓道の弓と矢である。
方法は普通に四半的弓道を行う事・・・・
????

何のため?と問われそうであるが、目的は、弓や射と言った
トータルなイメージを体験させる事である

つまり、一般的な弓道の練習を開始する前に四半的弓道を
体験することにより、弓に矢を番えた時の感覚、弓を引く時の
感覚、的を狙う時の感覚、離れる時の感覚と言ったトータルの
イメージが体験できる為に弓道の練習に効果があるのではないかと
考えるものである。

「弓を引くシーケンス」と私は呼んでいるが、人によっては「弓を
引く筋肉」等とも呼ばれるものであるが、新しく弓道を始める
人にはそのようなものがない。
四半的弓道は、非常に簡単で「弓」と言うものを経験できる。
その特性を生かして、「弓を引くシーケンス」を初心者に植え
付けられないかと考えた次第である。

久しぶりに「時をかける少女」 [われ思う]

このブログのアクセス解析を見ていたら、意外と
「時をかける少女」が多い。
弓道家としても私のルーツだけに妙に嬉しい
次第である。

ところで、よくよく調べて見るとこの作品が封切られたのは
1983年の事である。
今となっては、原田知世さんのグレーのブレザー姿も
若干古臭く見えるが、
弓道着姿は相変わらず可愛い。

あれから随分と長い時間が流れてしまったが今一度、
TVで原田さんの弓道風景を見る事が出来ればと
願う次第である。

そうすれば、20数年前の私と同じようにそれを
きっかけに弓道を始める人がいるかも知れない。
中堅弓道家のささやかな望みである。

弓道の仲間を増やすにはどのようにすれば良いか述べなさい [われ思う]

「弓道の仲間を増やすにはどのようにすれば良いか
述べなさい」・・・
最近、このブログを検索するために使われたキー
ワードである。
どうやらどちらかの記述問題のひとつらしい。

実際、このような問題が出題されたとすると非常に
悩んでしまうであろう。
理由としては、「思っている事を正直に答えて良いか」
と言う点の判断が非常に難しいからである。

このブログを永らく御愛顧頂いている読者であれば
私がこの種の問いに対してどのように考えるか
大方予想が付く事であろう。
じかしながら、実際には弓道の審査の問題であり、
あまり突飛な回答は避けた方が無難であると思う。

いろいろな切り口があるが、私が思うもっとも
無難な切り口は、弓道の魅力そのものをPRする
事だと思う。ただ、”姿勢が良くなる””礼儀正しくなる”
”手中力が付く”と言った、手垢のついた様なPR
ではなく、1つ高次元の魅力をPRしてみてはどうかと
思う。

では、どんなPRが良いのか???
実は私も手垢のついた様なPRしか思いつかない。
”骨格と筋肉を合理的に使うトレーニング”
”老若男女が同一の舞台でハンデなしで対等に戦える”
”日本固有の伝統と競技性の共存”
”高齢化社会におけるお年寄りの社会参加”
”お年寄りと現役世代の交流の場”etc
我ながら、新しい魅力を見出すのは下手だと実感
する次第である。


”体育”を考える [われ思う]

今日、画材を抱えた小学生の一団に遭遇した。
”スケッチ大会”とかそれに類する学校行事からの帰りだと思う。
私も絵は上手い方ではなかったが、スケッチ大会はどちらかと
言うと好きな方であった。

ところで、今日見かけた彼ら彼女らの絵も学校に帰って優劣を
つけられるのであろう。
”個性的な絵”を描く人や手先の器用では内人が”絵が下手”と
いうレッテルを貼られて、それっきり絵を嫌いになってしまわ
なければ良いのだがと思わずにはいられない。

私は体育やスポーツと言う分野でも同じように思っているところが
ある。
体育の授業と言えば、いろんな運動を行うが”競技”と言えば、
競技能力の向上だけが目的のように見えて仕方がない。
”体育”とは”physical education”の意訳であると考えられるが、
つまるとろ健やかな生活を送るにはどの様にすれば良いのかを
身体的な側面から教育する事であると思う。

この観点から行くと、それぞれの競技について言えば、”楽しく競技”
出来る程度の知識と技術が身につけば80%の成果があると思うし、
それで十分であると思う。
もう20%は、努力して勝つ喜びと努力する必要性を学ぶ事だと
思うが、これは必ずしも必要なことではない。
一番重要な事は、スポーツを楽しむ習慣を身につける事なのでは
ないのだろうか??

競技力一辺倒の行き過ぎた”教育”の結果、体育嫌いを生んだり
助長したりしてはならないと考える。
 
弓道やアーチェリーの競技者がインターハイや国体を必ずしも
目指している訳ではない。
人には人それぞれの目標があるのであるから、それに応じた努力をし、
指導者はそのサポートを行うべきではないのだろう。

ただ、どの道を選ぶにしても弓道やアーチェリーを”楽しむ”という事は
優先して教えるべきではないかと思う。


【念のために】
なお、念のために申し上げておくが私は競争を否定しているのではない。
学校体育における”過度の競争”及び”競技能力一辺倒の評価”に
対して、疑問を呈しているのと弓道やアーチェリーの練習の場に
おける各人の目標設定の多様性及び”楽しみ方”について論じている
つもりである。


久しぶりに、比較文化の教材 [われ思う]

職場のトイレに入った時の事である。
最近、私は膝を痛めているので”洋式”に入ることが
多いのである。
この時、洋弓と和弓の違いに想いが至った。
和式トイレと呼ばれるトイレは、地面(床)に穴を掘った
様な形をしており、非常にシンプルである。
これに対して、洋式トイレは腰掛ける事の出来る
形をしている。

少し視点を変えて、寝具についても考えて見た。
日本の代表的なシングは布団である。
布団を畳の上に敷いて使い、簡単に畳んでしまう事が
でき、寝室があっという間に普通の部屋に戻ってしまう
一方、西洋的なシングはベッドであり、簡単には
片づけることはできない。

非常に乱暴な比較であるが、日本(和式)のものは、
非常にシンプルで物事を行うのに必要最低限のものしか
準備する事はない。
これに対して、西洋(洋式)のものそれぞれの目的に
沿った器具を用意している。

当然のことながら、弓もそうである。
洋弓家がどの様にして射るのか?、どの様に狙うのか?
思わず疑問に感じてしまう位に日本の弓なシンプルである。
これに対して、洋弓はゴテゴテといろいろな部品が
付いている。
それどころは、”ハンドル”と呼ばれる弓の最も基本の
部分もゴテゴテとした形をしているものもある。

ただ、面白い事にいろいろな形状をしたハンドルが
登場するなかで、シンプルな形状のハンドルが確実に
生き残っている。
私自身、いろいろな形状のハンドルよりも、オーソドックスな
シンプルなハンドルの方が好きであるのであるが、
根が弓道家であるからであろうか???

恵まれない環境だからこそ [われ思う]

恵まれない環境だからこそ

社会人が競技活動を行おうとすると最も問題に
なるのは、活動の時間を確保する事である。

アマチュアスポーツでありながら、活動の時間を
保証してもらっていたり、場合によっては競技
活動だけに専念できる事も出来たりする。

非常に羨ましい限りであるが、同時に疑問も感じる。

少なくともアマチュアと言うからには、他に生活の
基盤がしっかりしていてその中で活動の時間を
捻出すべきなのではないかと思う。

 

さてさて、恵まれない競技者としては(弓道や
アーチェリーを嗜めるだけでも実は随分と恵まれた
環境なのであるが・・・)、恵まれない環境だから
こそ知恵と努力と工夫で上手くなってやろう

じゃないかと思ったりもする。

実際、私は寝る前にクリッカーを使用する練習をして
みたり、会社の地下倉庫で無理やり近射でもできないかと
画策していたりする。


弓は中れば楽しい [われ思う]

“中て射”と批判する人たちがいるが、弓道にしても
アーチェリーにしても弓技は中らなければ、「つまらない」し
「面白くない」し「やり甲斐がない」。


弓道の場合で言うと、例えば10射中1中する位の実力
だったとしよう。

これが20射1中に的中率が落ちたとたんに弓道の楽しさは
半減する。
10射1中が励みになり、10射2中に的中率を上げるには
どの様にしたら良いのかを考えるし、上昇意欲も生まれる
のである。

私の場合、1ヵ月前はアーチェリーで10m先の的を捉えるのが
やっとであったのが、今日ではオレンジの内側(7点以上)に
半分くらいが当たるようになった。

更に偶に9~10点に中ったりすると楽しくて仕方がない。

その後に矢所がバラケたりすると、一生懸命に分析するし、
いろんな工夫もする。

 

的中に伴う慢心は大問題であるが、大部分の競技者は的中が
励みとなる。

そんな事を考えながら弓と付き合っていこうと思う。


寝ている暇があったら弓でも引こう [われ思う]

嫌がらせ的な業務量の為に週末は疲労困憊してならない。
お陰様で土曜の朝は中々起きる事が出来ない。
だから、結局その日一日をウダウダと過ごす事が多い。
仕事の為だけに生きているような感覚に陥り、ネガティブ
なイメージを持って生活することになってしまう。

そんな訳で、土曜の朝にがんばって弓の練習をして
見ることにした。
まだまだ、定期的に行けるようなコンディションでは
ないのであるが、生活のリズムを変える事に意義が
あると思う。

弓(弓道やアーチェリー)に限らず、趣味と言うものは
”時間があったら”やるものではなく、”時間を作って”
取り組むものであると思う。
だから、休日に何時までも寝ているような時間があったら
弓でも引きに行こうと思う。

部活ストラップ [われ思う]

某コンビニエンスで”部活ストラップ”と言う商品が
売られていた。
野球、卓球、剣道etc 8種目あったと思う。
非常に残念なのは、この中に弓道が入っていない
事である。

弓道関係者としては、少し寂しく感じるがこれも
現実である。
もう少し競技人口が増えて、メジャーな競技の
仲間入りが出来る事を願っている。


練習は嘘をつかない [われ思う]

私は9ヶ月間、弓の練習をさぼって来た。
そして、10ヶ月目に再開した訳であるが、流石に
ボロボロであった。
最初に感じたのが、”弓を引く体力”が落ちている
事であった。
つまり、300射なり、600射なり最後まで集中力を
維持したまま行射が出来ないのである。
グルーピングどころの問題ではなく、的そのものを
捉える事が困難になっていたのである。
練習を再開して2ヶ月であるが、やっと600連射が
可能になり、それに合わせてグルーミングしだした。

ただ、今はクリッカーを使用せずに行射しており、
競技能力として考えるなら中途半端な状態である。
以前にも述べたが、現在行っている50mでは、
さほど問題はないが、70m以上では戦えないと
言われている。
”弓を引く体力”をつけて、70mでも戦える競技力を
身につけたいと考えている次第である。
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