弓道観戦のススメ(弓は”力比べ”) [勧誘]
”弓道の試合ってどこが楽しいのさ?”って聞かれそうですよね?
確かに弓道の試合は黙々と行射を行っており、弓を引かない人に
とっては、射の良し悪しも分からないでしょうし退屈以外の何物でも
ないと思います。
たぶん、漠然と人の射を見ながら”おっ、当たった(外れた)”なんて
言うだけではないのだろうか?
これはアーチェリーも同じ事で、弓道もアーチェリーも観戦には
馴染まない競技であると言えると思う。
しかし、これは弓道やアーチェリー関係者のPR不足だと思う。
なぜならどちらも試合のクライマックスは非常にスリリングで
ドラマチックであるからである。
弓道では”競射”と言って、1本ずつ射て外した人から脱落して
行く。最後に二人残ると同様にどちらかが外すまでこれを
繰り返えすのである。
弓道の所作では基本的に2本しか矢を持って入るのであるが、
これだけでは決着がつかないので、”矢返し”というブレイクが
入る事になる。
駆け引きなしでひたすら当て続けるしかないのであり、”精神力の
力比べ”と言えると思う。
アーチェリーもオリンピックや国体やインターハイと言った
フォーマルな大会だと同様である。
前半が予選であり後半はトーナメントとなり、一対一の
真っ向勝負となる。
だから弓道の試合を観戦する機会があったら、終了直前の
競射をご覧になる事をお勧めする。実力が拮抗し何回も
矢返しを繰り返すために10分間くらい緊張を強いられる
なんてことは良くあるのである。
アーチェリーも2日目のトーナメントをご覧になると非常に
面白いと思う。
是非是非お勧めである。
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