“SEED”が弾けるメカニズム [体験談]
ある意味残念な事であるが、“SEED”の弾ける
メカニズムを発見してしまった。
今までのアーチェリーでの経験を思い出して
いたのであるが、次の2つの条件が重なった
時に“SEED”は弾けていた。
1 クリッカーの使用法に悩んでいた時
2 ふっ切れた時 である。
最近、何気に当時の事を思い出していて、
この事を思い出したのであるが、要するに
“弓具の取り扱いに気を取られていて、体で
弓を引けていない”状態であったのである。
つまり、クリッカーに気を取られていたところを
思い切ってこれを無視することにより、体で
引けるようになり、矢飛びと的中が急激に良くなり、
合わせて高揚感を感じたのが“SEED”が
弾けた状態なのである。
弓道家としては、“射法訓”を思い出すが、
まさに「射は弓を射ずして、骨を射る事最も
肝要なり」の精神である。
実際、今日練習していて、その事が実感できた
ものである。
“クリッカーを使えるようになる”という事を
練習のテーマにしていたのであるが、50mでは
クリッカーがない方が、7~10点台に矢が集中
するのである。
“70mを超えるとクリッカーが必要になる。”
という教えに従い、早く使えるようになって
競技力を身につけようと焦っていたが、しばらく
クリッカーの使用は控えようと思う。
また、実際に70mでこれが必要なのかも検証
してみたいとも思っている次第である。
なお、最初に“残念なこと”と述べたのは、
“SEED”が弾ける時に高揚感がつきもので
あったので、メカニズムを解明してしまっては
今後これを感じる事が出来ないからである。
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