SSブログ

久しぶりに、比較文化の教材 [われ思う]

職場のトイレに入った時の事である。
最近、私は膝を痛めているので”洋式”に入ることが
多いのである。
この時、洋弓と和弓の違いに想いが至った。
和式トイレと呼ばれるトイレは、地面(床)に穴を掘った
様な形をしており、非常にシンプルである。
これに対して、洋式トイレは腰掛ける事の出来る
形をしている。

少し視点を変えて、寝具についても考えて見た。
日本の代表的なシングは布団である。
布団を畳の上に敷いて使い、簡単に畳んでしまう事が
でき、寝室があっという間に普通の部屋に戻ってしまう
一方、西洋的なシングはベッドであり、簡単には
片づけることはできない。

非常に乱暴な比較であるが、日本(和式)のものは、
非常にシンプルで物事を行うのに必要最低限のものしか
準備する事はない。
これに対して、西洋(洋式)のものそれぞれの目的に
沿った器具を用意している。

当然のことながら、弓もそうである。
洋弓家がどの様にして射るのか?、どの様に狙うのか?
思わず疑問に感じてしまう位に日本の弓なシンプルである。
これに対して、洋弓はゴテゴテといろいろな部品が
付いている。
それどころは、”ハンドル”と呼ばれる弓の最も基本の
部分もゴテゴテとした形をしているものもある。

ただ、面白い事にいろいろな形状をしたハンドルが
登場するなかで、シンプルな形状のハンドルが確実に
生き残っている。
私自身、いろいろな形状のハンドルよりも、オーソドックスな
シンプルなハンドルの方が好きであるのであるが、
根が弓道家であるからであろうか???
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。